孤独の太陽

桑田佳祐( Kuwata Keisuke ) 孤独の太陽專輯

12.貧乏ブルース

作詞:桑田佳祐
作曲:桑田佳祐

TOKIOの街行く若さの主張は 隣に習えの全体社会
それは見事な涙ながらの 巷の流行にゃ苔がむす
刺激という名の手堅い世界 誰もがおんなじ貧乏ブルース

生まれてこのかた強きを助けて 弱きをくじいた権力社会
他人が見てなきゃ異形たるもの 多勢に無勢でゴミかクズ
“国際的”とは鎖国の世界 お金で国買う貧乏ブルース

人は世につれ街につれ 無能な生命体
誰かに操られ 何かに縛られて
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流れてく
そうだろ!?

ドル箱映画も不倫のドラマも 演る役者変わらぬ芸能社会
小銭目当てで脱ぎたがる奴 売り上げ本意で生きる奴
アートが理屈を越えない世界 文化じゃ食えない貧乏ブルース

酒は涙かドラッグか?眠れぬ大都会
誰かに操られ 何かに縛られて
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明日も行く

真面目に働きまともに収めりゃ 手元に残らぬ自由主義社会
政治マフィアとやくざ坊主の 脱税や免税にゃ腹が立つ
闇にて潤う共産世界 稼げど家なき貧乏ブルース